Producer's Eye

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Producer's Eye

落合賢監督の作品、『サイゴン・ボディガード』

ベトナム語だと、『Vệ Sĩ Sài Gòn』

こういうガードマンものは、米国、香港、台湾、韓国、などのものが有名だが、ベトナムものは初めて。
結果的に、十分楽しめた。サイゴン(ホーチミン市)の新しいものと古いものがうまく描かれて、映像的にも美しい。
ミルク会社の御曹司とただのPho売りの青年が瓜二つという設定が面白い。
ベトナムには、ビナミルクという大企業ががあるが、それを背景にしているところも、興味深い。

二転三転のストーリーテリングとコメディの様相が入り混じり、最後まで空きさせない。

ベトナム映画は、これからたくさん作られ、世界的な舞台の登場してくるのは間違いない。



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# by rmatsuno | 2017-09-13 00:49 | movie
ある人は、この映画に勇気付けられて、転職した。
それで、一度、見てみたいと思っていたところ、国際線の機内で見る機会を得た。

所詮、B級映画で、日本映画独特の「心の内面を描く、なよなよした暗い映画」「元気のあるアジア映画界で取り残されている典型的現代日本映画」ではないか。そう思っていた。
しかし、面白かった。
原作がヒットしたという意味も理解できた。
つまり、この映画は、現代社会の問題を描き、人間性の回復をテーマにしているからだろう。

就職活動までに、自分が何をやりたいかを決められる人は少ないかもしれない。
それで、何回もある面接試験がうまくいかずに、自信をなくしてしまうケース。

逆に、進路を決めすぎたために、うまくいかずに悩んでいる人もいるかもしれない。
例えば、資格試験や公務員試験に絞りすぎて、うまくいかず崩壊するケース。

昔から、「自分に向いている仕事は3業種ある」と言われているけど(と、私が言っているのだが)、自分の可能性を親や周囲の意見で絞ってしまわないほうが良いと思う。

この映画は、日本の就職や雇用形態の弊害も表現している。
新卒一括採用、終身雇用制、の中で、辞めたくても辞められないジレンマに陥る。
我慢して生きることのむなしさ。
これまでのサラリーマンのどれだけ多くの人が、世間体や家族のためという理由をつけて、人生を無駄にしてきたことだろう。

この映画は、最終的にどうすればよいのかという答えまでは提示してないが、自分で自分のことを決められるという正常な状態に戻るところまで描いている。

就職活動前の人、あるいは就職して悩んでいるひとなら、一見の価値はある映画だと思う。


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# by rmatsuno | 2017-09-09 10:11 | movie
フレームのきり方がうまい。絵作りがうまい。
撮り方が自然で、つぶやきのような映画。
やはり、バイクの2人乗りのシーンが美しい。
雨の使い方、海岸のシーン、ラストの道路のシーン。
どれもこれも、勉強になるカットばかり。
さわやかな映画ですね。なぜか、ミュージカルのような雰囲気さえ漂う良作。

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# by rmatsuno | 2017-07-08 22:55 | movie

君に読む物語


物語は面白いが、設定に無理がある。
夏のバケーションに行って恋に落ちるのはいいが、意味づけが弱い。
さらに、婚約しているにも関わらず、それを捨ててまで昔の恋を貫くのだろうか。

なぜ?という疑問が一杯わいたのだが、映画としてはまずまず。物語の伏線がよくできている。

ただ、これは、原作の小説として読んだほうが面白く、映画になるとだめになるパターンかもしれない。

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# by rmatsuno | 2017-06-05 22:57 | 批評

本能寺ホテル


この映画は、本能寺の変に関する物語というよりも、会社が倒産してしまって、何をやりたいのかわからないOLの「自分探し」がテーマ。綾瀬はるかの天然な演技がいい。さらに、堤真一でもっている映画でもある。ホテル支配人の風間杜夫の存在も大きい。SF映画だが、テーマは生き方の問題。十分に楽しめる映画。

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# by rmatsuno | 2017-06-02 23:00 | 批評

君の名は。

2回見たが、ストーリーが良くできてるなあと、つくづく思う。
絵もきれい。

昔でいうと、とりかえばや物語、ちょっと昔でいうと「転校生」。
でも、この映画は、それを超える物語が展開するところがすごい。

多くを語るよりも、まず見たほうがよい映画ですね。


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# by rmatsuno | 2016-10-17 23:50 | 批評

シン・ゴジラ

「シン・ゴジラ」を見たときに、稚内のある大学生が作ったミニ映像のことを思い出した。
新生物が稚内を襲って、米国がある判断をするのだ。

ゴジラは、原爆を投下され、第5福竜丸が水爆の被害を受けた日本だからこそ誕生した映画であることをわすれてはならないだろう。


稚内の学生が制作した映像は、こちら。2002年に制作されている。

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# by rmatsuno | 2016-10-17 20:37 | 批評

money monster


ウx-ルストリート、投資、テレビメディア、広報、そして、一部の勝者と大勢の敗者。
結末がなんとも悲しい。
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# by rmatsuno | 2016-08-07 12:39 | 批評

すれ違いのダイアリーズ

タイで制作された、とにかく「美しい」映画。

迫力があるというわけでもないですが、それなりに物語がある良い映画ですね。

映像が美しい。特に後半から。カットもなかなかよいと感じました。

水上の小学校めぐる2人の教師の物語。今回は、それだけにしておきましょう。


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# by rmatsuno | 2016-06-05 23:34 | 批評

64-ロクヨン

前編で、泣けました。
ということは、後編では、ぼろ泣きということになるはずだ。(しかし、残念かがら泣けないのだが・・・。)
元新聞記者としては、前編の記者クラブ対県警広報官との壮絶な戦いと気脈を通じる場面は、大袈裟ではあるが、十分理解できるところである。そして、泣かせるところでもある。

こんな広報官がいるだろうか。警察にはいなかった。しかし、刑事にはいた。

旧国鉄、現在のJRには、これと似た広報官がいた。

昭和天皇の崩御を取材し、検察を担当した元新聞記者として、ひさしぶりに昔の現場を思い出した。

詳細はネタばれになるので書かない。しかし、日本映画も、まだ元気があることを証明した映画だと思った。

しかし、暗いね。この映画。


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# by rmatsuno | 2016-05-30 22:35 | 批評

The Finest Hours



日本語訳は、ザ・ブリザード。

これはマサチューセッツ州の沿岸警備隊の、実話にもとづいた映画。
ボストン在住の際に、ケープコッド、ナンタケットなどは、数回訪れたことがある。
映画の舞台は、その近海である。

冬の嵐に襲われ船体が真っ二つに割れたタンカーと、それを救助に向かう沿岸警備隊の物語。
砂州超え、さらには、ヨットみたいな小船での救助、タンカーの操船と座礁、いろんなイベントが重なる。
その一方で、フィアンセ、上司との葛藤、などが複線として織り込まれている。

最後まで、食い入るように見てしまうほどの迫力。

ボストンの寒さを知っている身としては、この映画は尋常ではないものを描いている。
実話であることが、さらにすごい。
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# by rmatsuno | 2016-05-06 20:51 | 批評

Trumbo

アメリカ映画のヒット作の多くの原作、脚本を手がけたDalton Trumbo 彼自身をテーマにした映画封切られている。米国で。

日本にくるのかどうかわかりませんが、どうしても見たい。
この人の人生は、実に面白い!

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# by rmatsuno | 2016-02-06 20:29 | 批評

『007 スペクター』

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007は、毎年欠かさず見ているが、今回の見どころは、写真の場面でしょうか。
カーチェイスではなくて、車を飛行機で追いかけるという部分は、迫力あった。

少々長い展開だが、物語はわかりやすい。
ダニエル・クレイグは、47歳とは思えない体形とパワーだが、やはり、個人的には、Q役のベン・ウィショーの演技がうまいと思ってしまう。

レア・セドゥは、いつもぼーっとしているように思えるのだが、それが味なのかもしれませんな。
フランス映画をこれから背負って立つ女優だと思いますね。こういうアクションものより、哀愁漂う映画の方が、彼女の演技力は生かされると感じるのは、私だけでしょうか。
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# by rmatsuno | 2016-01-03 16:55 | 批評

杉原千畝

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この映画は、あまり期待せずに行ったのだが、予想以上によくできていると感じた。
杉原千畝は、日本のシンドラーといわれているが、どういうことをしたのか、具体的にはイメージできなかった。しかし、この映画を見て、彼のポリシーがよくわかった。

ハルピン学院(哈爾浜学院)という満州の高等教育機関のことも、名前は知っていたが、3つのポリシーまでは知らなかった。国際化の時代とは言われるが、当時、ずっと先取りしていた事実には、驚いた。

しかし、彼の名誉が回復されるまで、外務省内で大きな反発があったらしい。お役所らしい。大局を見ずして外交なし。
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# by rmatsuno | 2015-12-29 18:51 | 批評
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白黒で制作された作品と比べると、なにかリアル感が減衰したように感じた。
それは、役者の殺気度の違いではないかと思う。
そして、終戦からの年代の差によるものであろう。
70年の歳月は、映画の印象にも影響を与えるものだということを知った。

今年は、戦後70年目。
1945年8月14日から15日正午までの間に、何が起こったのか、
改めてこの映画を見て噛みしめた。

写真は、私がこの映画で最も好きなシーン。

あと、We will meet again という挿入歌も、史実は別にして、なかなか良い使い方だった。
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# by rmatsuno | 2015-09-04 16:27 | 批評
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シリーズは全部見ているが、今回が4作目。内容は、1の続きのような作品。
しかし、
遺伝子をいろいろごちゃ混ぜにして組み合わせた恐竜って、もはや恐竜じゃなくて、ゴジラみたいなものじゃないのか。
やはり、猿の惑星にしても、スターウオーズにしても、1作目のインパクトがすご過ぎて、あとは・・・。

と言いながら、ジュラシック5が出たら、間違いなく見に行くだろうが。

ストーリー展開は別にしても、今回も迫力があったのは事実。クリス・プラットのカッコよさが光っている映画。
写真は、私がもっともインパクトが大きいと思ったシーン。
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# by rmatsuno | 2015-08-30 18:49 | 批評
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映画の物語自体は、まあそんな感じですか、という感じ。
ただ、
トムクルーズが、50歳を超えても、アクションシーンをスタントマンなしでこなしているのは、感動的である。

それ以外は、何か将来的に印象に残り続けるのだろうか。自問自答してみた。
うーん。
007シリーズは、全部、物語を語れるのだが。
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# by rmatsuno | 2015-08-15 14:11 | 批評

柯文哲市長が握手拒否

柯文哲台北市長は、馬英九総統の握手を拒否した。
台湾二二八事件の傷は、今でも深い。

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# by rmatsuno | 2015-04-05 20:59 | 批評
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3民族が1つの目標を目指すこと、一勝もできなかったチームが甲子園に行くこと、指を血だらけにしながら完投すること、チームが皆で支えること。
感動的な要素がてんこ盛りの映画

八田與一と嘉南大圳の話も、実は嘉義農林と関係があったとは。

台湾のアイデンティティ形成の中に、こういう歴史的物語が含まれているのかなと、思った次第。
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# by rmatsuno | 2015-02-23 00:48 | 批評

バルフィ!人生に唄えば

「バルフィ!人生に唄えば」
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インド映画。美しい映像、美しい物語。

上映が終了して、隣のOLさん達が、こう申しておりました。
「良かった。もっと多くの映画館でやればいいのに・・・」
私も同感である。

唐突な出会いと夢のようなストーリー展開。
でも、この映画にのめり込むのは、自閉症の少女・ジルミルが登場してからだろう。
このジルミルを演じているのはプリヤンカー・チョープラー。
ミス・インド、2000ミスワールドであるのだが、演技力がある。

主人公は大してイケメンでもなく、シェルティを演じるイリヤーナー・デクルーズもいかにも女優という感じである。
しかし、ジルミルの演技は自然であり、かつ存在力がある。

さらに、配色が素晴らしい。
ジルミルの赤いカーディガンの配色によって、インドにもこんなに美しい田園風景があったのかと思わせる。
この2つの写真は、私が最も好きなカットである。
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作品は長い!2時間31分。さすがインド映画。
でも、普通のインド映画ではない。
もちろん歌って踊ってのシーンはあるのだが、それとは全く違う抒情的というか、叙事詩的映像がたっぷり並べられている。画角の勉強にもなるのだが、カメラを意識させない素早い展開も素晴らしい。

ラスト前に訪れる感動の大どんでん返し。涙なくして見れないのだが、片方で恋をなくす女もいる。単純だが、よくできたストーリーである。

個人的には、感動作品のライブラリーに入れておきたい1本である。

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# by rmatsuno | 2014-09-12 00:08 | 批評

『南風』

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この『南風』という映画は、まあB級映画なのだが、実にさわやかな映画である。
台湾の見どころも満載。

黒川芽以の演技力が、もっともさえわたっている。
あと残りは、大根役者ぞろい。
物語展開も、いまひとつ。カット割りもいま2.

でも、それでもこの映画は魅力をたくさん持っている。
それは、きっと、日本と台湾の親密さへの強い思いであり、両国のつながりであろう。

台湾は、歴史的にとても複雑な国なのだが、でも、日本と台湾は、これからも仲良くしていきたいという思いが、制作者から伝わって来る。
その思いと、愛情あるカットが、この映画の最大の魅力なのだろう。

あの灯台には、ぜひ行ってみたい。

昨年の正月に、台湾の南端に行き、風に揺らぐヤシの木の向こうにきらきら光るバシー海峡を眺めていたら、
なぜか幽体離脱しそうな気分になった。
無性に悲しくなるのである。
この世は、しょぜん、仮の世じゃないかと思えてくるのである。
だからこそ、生きようと思えるてくるのである。

台湾は、喧騒の中にある島だと思いがちだが、実は美麗島なのである。

この映画で、私がもっとも感動したシーンは、この付近でした。
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# by rmatsuno | 2014-07-19 23:50 | 批評

怪しい彼女



ひさしぶりに爆笑し、そして、うるうる来てしまった。
最近、この映画を超えられる日本映画は、あるのだろうか。

トム・ハンクス主演の 『ビッグ』の逆バージョン、「時をかける少女」ならぬ「時をかける老女」と評される時空を超えた物語。まさに、笑いと感動の渦に巻き込まれる。ひさしぶりに満足した映画である。

韓国では、観客動員数860万人を動員した大ヒット映画。
主演しているシム・ウンギョンは、子役の時代から知っているが、その演技力が大爆発している。
物語自体は、荒唐無稽のエンタテインメント仕立てなのだが、それでも感動できるのは、
このシム・ウンギョンの演技力のお陰であろう。

彼女の演じるオ・ドゥリの歌とステージも見せる。
心のそこからハッピーになれる映画である。

今の日本に、これほどのエンタテインメント映画が作れるだろうか?
日本の映画は、細やかな精神過程を描きすぎていて、こういう大活劇を作れていないのではないかと思った。

韓国映画、台湾映画、そしてインド映画の元気さと勢いに、日本映画はどこまで張り合えるのだろう。
最近の日本映画のやわさ、なよなよしさに、物足りなさを感じる。
日本も、これぐらいのパワーあふれる映画を作ってほしいと思った。

この映画、DVDが発売されたら、必ず買うだろう。
それぐらい、面白い映画である。
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# by rmatsuno | 2014-07-13 19:00 | 批評


まだ小学生だったころ、我が家にテレビというものがやってきた。
そして、すぐに映し出されたのが、この事件だった。

ケネディが暗殺された後の4日間。
何が起きて、何が迷宮入りになったのか。
そして、たまたま撮影された8ミリフィルムは、なぜ婦人服店主から『ライフ社』に手渡されたのか。
 
シークレットサービス、ダラス市警、FBI、パークランド・メモリアル病院、ジャクリーン夫人、容疑者オズワルドとその兄と母親、たちが織りなす4日間の歴史的ドラマに、くぎづけとなった。

トム・ハンクスがプロデュースに加わった1時間34分の映画は、あっという間だった。
もっと、謎に迫れよ!といいたかったのだが、ここはこれでよしとしよう。

バート・ランカスター主演 『ダラスの熱い日』(1973)、オリヴァー・ストーン監督・ケヴィン・コスナー主演 『JFK』(1991)も併せて見ると理解は深まる。

しかし、オズワルドの兄は、まだダラスで健在だとか。会って、インタビューしたものだ。
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# by rmatsuno | 2014-07-12 23:50 | 批評


この映画は、美しい。映像だけでなく、生きることの苦しみと喜びが見事に描かれているから。
いっしょにすごしたトラとの最後の別れが、物悲しい。
感想は、それだけしか、どうしても書けない。
表現するには、語彙力が不足している。
それでは、意味不明なので、映画の紹介文を載せて、お茶を濁しておきたい。
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世界的な文学賞ブッカー賞に輝いたヤン・マーテルのベストセラー小説「パイの物語」を­、『ブロークバック・マウンテン』などのアン・リー監督が映画化。動物園を経営する家­族と航行中に嵐に遭い、どう猛なトラと一緒に救命ボートで大海原を漂流することになっ­た16歳の少年のサバイバルを描く。主演は、オーディションで選ばれた無名のインド人­少年スライ・シャルマ、共演にはフランスの名優ジェラール・ドパルデューが名を連ねる­。227日間という長い漂流の中で、主人公がどのように危機的状況を乗り越えたのかに­注目。
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# by rmatsuno | 2014-07-05 10:59 | 批評

『オー!ファーザー』



伊坂幸太郎の原作。やはり小説の方がおもしろいのだろうと決めてかかっていたのだが、やはりそうだった。しかし、映画の方が良かった部分もある。それは、岡田将生の演技力。
ただ、タッチがリーガル・ハイと近似している・・・。

伊坂はミステリー作家なのだが、この作品は、ユーモアたっぷりに仕上がっている。
内容は書けないが、まあB級だが楽しめるという映画だろう。

忽那 汐里(くつな しおり)の演技が、上滑りしている。本来の良さが引き出せてないですなあ。
暗さがなんとなく見えてきて残念でした。
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# by rmatsuno | 2014-06-29 22:51 | 批評


美しい、そして、深い意味合い。

途中で寝てしまう可能性があったが、最後まで一気に見れた。
サスペンス風だが、そこには、最後にホテルのオーナーになるあるロビーボーイの温かいまなざしで描かれた、独特のテイストがある。

配色、カメラワーク、物語、それぞれに、風格と重みがある。
高級なユーモアにもあふれている。

不思議な魅力のある映画である。

なんとも不明瞭な感想だが、何か書くとネタバレになるぐらい、物語が洗練されている。

ラストの白黒の列車内のシーンが好きだ。
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# by rmatsuno | 2014-06-29 21:57 | 批評

超高速!参勤交代


超高速!とくれば、CGを駆使したSF時代劇かと思いきや、完全なアナログな物語。
実家が京都・酒蔵の佐々木蔵之介の演技が面白い。
六角精児も、最近、俳優として大成功している。この映画でも、味が出ている。

最近、暗い映画が多い中で、けっこう楽しめる映画。
ただ、「だから何?」と言われたら、「ただのエンタテインメント映画」というしかないのですが・・・。
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# by rmatsuno | 2014-06-29 14:39 | 批評

人間の脳をコンピューターにアップロードしたら、どうなるのか?
近未来的なテーマで面白いのだが、ジョーニー・デップらしい演技がな~い!
役柄が死んでいるので、演技も死んでいるのか。それとも、演出がだめなのか。
本来の味が引き出せてない。

それよりも、レベッカ・ホールが、良かった。

物語自体は、まさに「トランセンデンス」(超越)していて、難しい。
コンピューターにアップロードしても、「心」は失われなかったという話なのだが、
まゆつばものというか信じられないということもあって、ラストシーンは「感動できない悲しい映画」として幕を閉じることになります。
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# by rmatsuno | 2014-06-29 14:32 | 批評

ぜひ見たい2本


シム・ウンギョンというのは、韓国の上野樹里でしょうか?
雰囲気はそう思います。子役として有名だった彼女が演じる、本格的な感動作。「怪しい彼女」(もうすこし良いタイトルがあったのでは?)。


台湾映画の『南風』。見た人たちの感想は、「期待せずに見に行けば、きっと感動する」のだそうな。

最近は、洋画のCG満載のコッテリしたものより、アジア映画の素朴さに魅かれるなあ。
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# by rmatsuno | 2014-06-29 14:22 | 批評

『ジャッジ!』



これまたB級映画だろうと思ったが、意外と面白い。
広告祭の裏側を描いた感動的なコメディ。

この中に出てくるキツネうどんのCMは、私は大好きだ。



これって、キツネなのに、なぜにゃーと言っているのかは、映画を見ないと分からない。
このCMは、何度見てもおもしろい。はまりました。
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# by rmatsuno | 2014-05-10 02:18 | 批評

Producer's Eye


by rmatsuno